喉元過ぎれば・・・
2008年 07月 22日
昔の人はよく言ったものです。
『喉元過ぎれば熱さを忘れる』
私たちの仕事って、いえ、たいていの仕事っていつもそれの繰り返しだと思うのです。
本番までは結構大変なこと辛いこといっぱいあるんです。
でも、無事本番を乗り越えると、そんな苦労なんかより
もっと大きな喜びと成果を手に入れることができる。
苦労も成果も、一生懸命取り組むほど、重く大きい。
そして、その喜びを感じたいために、
また苦労するというのがわかっていてもチャレンジしてしまうのです。
さて、リサイタルのこと。
概ねどの曲も好評だったのですが、やはり日本物が聞きやすかったようです。
特に「永遠の愛を」は結婚を控えた女の子の気持ちを歌った歌曲集。
わかりやすかったためか今回も多くの反響をいただきました。
作曲の玉井明先生と、詩人の伊豆裕子先生と。
音楽は聴く人によって、いろいろなことを想像できます。
こういう詩のものは、親の立場で聴かれる方、
私の友人達のように、娘の気持ちになる方、さまざまだと思います。
各自の気持ちに置き換えられるからこそ、心に響くのでしょう。
昨日、詩人の伊豆先生がよいことを教えてくれました。
「音楽は悲しみを半分にして、
楽しみを倍にしてくれる」
演奏する我々だけでなく、お客様にそれを感じていただけるような、
そんな演奏ができたなら、これほど演奏家冥利につきることはありません。
そんなお互いが幸せになれる演奏会は、意外と難しいのかもしれないけど
でも、これからもそんな演奏をしていきたいと心から思うのであります。
『喉元過ぎれば熱さを忘れる』
私たちの仕事って、いえ、たいていの仕事っていつもそれの繰り返しだと思うのです。
本番までは結構大変なこと辛いこといっぱいあるんです。
でも、無事本番を乗り越えると、そんな苦労なんかより
もっと大きな喜びと成果を手に入れることができる。
苦労も成果も、一生懸命取り組むほど、重く大きい。
そして、その喜びを感じたいために、
また苦労するというのがわかっていてもチャレンジしてしまうのです。
さて、リサイタルのこと。
概ねどの曲も好評だったのですが、やはり日本物が聞きやすかったようです。
特に「永遠の愛を」は結婚を控えた女の子の気持ちを歌った歌曲集。
わかりやすかったためか今回も多くの反響をいただきました。
作曲の玉井明先生と、詩人の伊豆裕子先生と。
音楽は聴く人によって、いろいろなことを想像できます。
こういう詩のものは、親の立場で聴かれる方、
私の友人達のように、娘の気持ちになる方、さまざまだと思います。
各自の気持ちに置き換えられるからこそ、心に響くのでしょう。
昨日、詩人の伊豆先生がよいことを教えてくれました。
「音楽は悲しみを半分にして、
楽しみを倍にしてくれる」
演奏する我々だけでなく、お客様にそれを感じていただけるような、
そんな演奏ができたなら、これほど演奏家冥利につきることはありません。
そんなお互いが幸せになれる演奏会は、意外と難しいのかもしれないけど
でも、これからもそんな演奏をしていきたいと心から思うのであります。
by musicakurihara | 2008-07-22 23:00 | 演奏会の感想