二回目の畑中研修
2008年 03月 28日
今日は畑中先生の日本歌曲研修でした。
今回のお題は『團伊玖磨』。
私の大好きな中田歌曲とよく対比される作曲家ですが、
なんだか苦手意識があってなかなかとっつきにくかったのです。
でも、今回歌わせていただいて少しお近づきになれたかな。
本当に楽しく歌わせていただきました。
担当の曲が「ジャン・コクトー」と決まってから、
論文を書いた友人に話を聞いたり、
ピアニストのM先生に原詩と挿絵をコピーしていただいたり、
自分なりに練ってはみたのですが、
それでも完全にはわからない部分があって、
当日先生からいただけるアドヴァイスを楽しみにしていました。
昨日は調子が悪かったので、一日歌わず過ごし、
朝、伴奏合わせを録音し、聞いてみてビックリ。
母音が浅くて、まるで童謡歌手のようでした(笑)
こんなの、色気も艶っぽさもあったもんじゃない!! 慌てて修正。
本番の録音を聴いたらきちんといつもどおり歌えていて、ほっとしました。
歌曲って、いろんな解釈ができて面白いんですが、
今回、面白かったのは「抒情歌」。
あまりにも有名な作品ですから、私も過去に練習もしましたし、
何度も歌ってみていますが、いまいちしっくりはまらなかったんです。
それが今日、「花季」の詩と音楽の生み出す眼に見えないうねりが
私を動かしていきました。
あの、切なさ。
加藤周一の「さくら横ちょう」にも
今練習しているシューマンの歌曲にも通ずるテーマではありますが、
今の私にぴったりな詩の世界だったのかもしれません。
実際歌うのでなく、聴いていたから得られた感覚だったのでしょうね。
これだから、研修は面白いのです。
今度機会があったらまたチャレンジしてみよう。
きっと、前より違ったアプローチができるようになっていると思う。
今回のお題は『團伊玖磨』。
私の大好きな中田歌曲とよく対比される作曲家ですが、
なんだか苦手意識があってなかなかとっつきにくかったのです。
でも、今回歌わせていただいて少しお近づきになれたかな。
本当に楽しく歌わせていただきました。
担当の曲が「ジャン・コクトー」と決まってから、
論文を書いた友人に話を聞いたり、
ピアニストのM先生に原詩と挿絵をコピーしていただいたり、
自分なりに練ってはみたのですが、
それでも完全にはわからない部分があって、
当日先生からいただけるアドヴァイスを楽しみにしていました。
昨日は調子が悪かったので、一日歌わず過ごし、
朝、伴奏合わせを録音し、聞いてみてビックリ。
母音が浅くて、まるで童謡歌手のようでした(笑)
こんなの、色気も艶っぽさもあったもんじゃない!! 慌てて修正。
本番の録音を聴いたらきちんといつもどおり歌えていて、ほっとしました。
歌曲って、いろんな解釈ができて面白いんですが、
今回、面白かったのは「抒情歌」。
あまりにも有名な作品ですから、私も過去に練習もしましたし、
何度も歌ってみていますが、いまいちしっくりはまらなかったんです。
それが今日、「花季」の詩と音楽の生み出す眼に見えないうねりが
私を動かしていきました。
あの、切なさ。
加藤周一の「さくら横ちょう」にも
今練習しているシューマンの歌曲にも通ずるテーマではありますが、
今の私にぴったりな詩の世界だったのかもしれません。
実際歌うのでなく、聴いていたから得られた感覚だったのでしょうね。
これだから、研修は面白いのです。
今度機会があったらまたチャレンジしてみよう。
きっと、前より違ったアプローチができるようになっていると思う。
by musicakurihara | 2008-03-28 00:24 | 歌のこと