『書く女』観劇とアルパ姫
2006年 11月 03日
今日は中ホールで『書く女』の公演があったので、行ってきました。
なんとなんと、席は端とはいえ前から2列目!!
俳優さん達の表情なども本当に間近で楽しむことが出来ました。
「書く女」とは、樋口一葉のこと。
樋口一葉の日記をもとに、彼女の小説家としての人生を描いたものでした。
主演の寺島しのぶさん、筒井道隆さんをはじめ、
皆さんの熱演にあっという間の3時間でした。
早めについて、席についてチラシをペラペラめくっていると、
横にいたお客様が、なんと『ヘンゼルとグレーテル』についてお話をされていました。
男 「・・・う~~~ん、やっぱ、オペラはね~~ぇ。う~~~ん」
女 「でも、青少年オペラだし、『ヘンゼルとグレーテル』なら解りやすいかもよ?」
男 「う~~~ん、でもなぁ~~・・・」
やっぱり、ちょっと二の足踏んじゃうもんなんだなぁ。
でも、ストレートプレイを好きな人なら、絶対楽しいと思うんだけど。
よっぽど声をかけて宣伝しようかと思ったんだけど、
意外にできないもんだった。。。 ちょっと反省。
ええと、お話は舞台に戻って・・・。
とにかくテンポがいいんですよね。間の取り方が本当にいい。
場面転換に多少音楽は使われているものの、
オペラと違って音楽にリードされていないじゃないですか。
(音楽に制約されていない、という考え方もあるんでしょうけど。)
自由な分だけ、ちょっとした間が空くことで惹きつけられもし、逆に飽きさせることもできる。
席の関係もあったんでしょうけど、
台詞も音楽もない場面が、一番印象深かったです。
恋する一葉のドキドキする気持ちが、
寺島さんの表情の変化だけでよくわかったし、
私もやっぱり女の子ですからね☆
もちろん全体を通して、最後まで集中して世界に引き込まれていました。
台詞回しとか、動作とか、お勉強してこよう!と思ってたのに、
すっかり一観客として楽しんでしまいました。
ところで、実はね、
この芝居には、昔一緒の舞台で共演させていただいた
俳優さんが出演していらっしゃいました。
ちょうどこのブログを書き始める数日前の、昨年7月の初め。
『芸大と遊ぼう』という、大学の演奏芸術センター主催のコンサートがありました。
スターウォーズのような話に、オーケストラの関係を当てはめて
(オルケストラ王国のヴィオリーノ王子、ブラス軍団などなど)
それが悪者コンダ・クータと戦って、平和をもたらすという話でした。
オケは芸高のオケ。
そこに私はアルパ姫というヒロイン役として、
バリトンのK君や、テノールのK君とともに出演させていただいたのです。
しかし、我々だけでは心許ないということで、
文学座から4名、お手伝いに来てくださっていたのでした。
間近で俳優さんの稽古を見ることで、
本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
そのときナレーターをされていた細貝君が出演、ということで、
終演後楽屋まで遊びに行ってきました。
おそらく、当時の記憶から(役名で呼ばれていたので)
名前ではわからないであろう、と思い、
スタッフの方に「芸大のアルパ姫、とお伝え下さい」とお願いしました。
きょとんとされてましたよね、すみません・・・。
でも、その甲斐あって本人に笑顔ででてきてもらうことが出来ました。
昨年、若手俳優さんの厳しさと、
私達駆け出しの歌い手の厳しさを話し合い、励ましあったものでした。
皆さん、お元気でご活躍のことでしょう。
皆さん文学座の有望な方ばかりでしたから、
こうやってひょっこりチラシでお見かけする機会もこれから増えてくるはず☆
そんなサプライズ、楽しみにしてます!!
なんとなんと、席は端とはいえ前から2列目!!
俳優さん達の表情なども本当に間近で楽しむことが出来ました。
「書く女」とは、樋口一葉のこと。
樋口一葉の日記をもとに、彼女の小説家としての人生を描いたものでした。
主演の寺島しのぶさん、筒井道隆さんをはじめ、
皆さんの熱演にあっという間の3時間でした。
早めについて、席についてチラシをペラペラめくっていると、
横にいたお客様が、なんと『ヘンゼルとグレーテル』についてお話をされていました。
男 「・・・う~~~ん、やっぱ、オペラはね~~ぇ。う~~~ん」
女 「でも、青少年オペラだし、『ヘンゼルとグレーテル』なら解りやすいかもよ?」
男 「う~~~ん、でもなぁ~~・・・」
やっぱり、ちょっと二の足踏んじゃうもんなんだなぁ。
でも、ストレートプレイを好きな人なら、絶対楽しいと思うんだけど。
よっぽど声をかけて宣伝しようかと思ったんだけど、
意外にできないもんだった。。。 ちょっと反省。
ええと、お話は舞台に戻って・・・。
とにかくテンポがいいんですよね。間の取り方が本当にいい。
場面転換に多少音楽は使われているものの、
オペラと違って音楽にリードされていないじゃないですか。
(音楽に制約されていない、という考え方もあるんでしょうけど。)
自由な分だけ、ちょっとした間が空くことで惹きつけられもし、逆に飽きさせることもできる。
席の関係もあったんでしょうけど、
台詞も音楽もない場面が、一番印象深かったです。
恋する一葉のドキドキする気持ちが、
寺島さんの表情の変化だけでよくわかったし、
私もやっぱり女の子ですからね☆
もちろん全体を通して、最後まで集中して世界に引き込まれていました。
台詞回しとか、動作とか、お勉強してこよう!と思ってたのに、
すっかり一観客として楽しんでしまいました。
ところで、実はね、
この芝居には、昔一緒の舞台で共演させていただいた
俳優さんが出演していらっしゃいました。
ちょうどこのブログを書き始める数日前の、昨年7月の初め。
『芸大と遊ぼう』という、大学の演奏芸術センター主催のコンサートがありました。
スターウォーズのような話に、オーケストラの関係を当てはめて
(オルケストラ王国のヴィオリーノ王子、ブラス軍団などなど)
それが悪者コンダ・クータと戦って、平和をもたらすという話でした。
オケは芸高のオケ。
そこに私はアルパ姫というヒロイン役として、
バリトンのK君や、テノールのK君とともに出演させていただいたのです。
しかし、我々だけでは心許ないということで、
文学座から4名、お手伝いに来てくださっていたのでした。
間近で俳優さんの稽古を見ることで、
本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
そのときナレーターをされていた細貝君が出演、ということで、
終演後楽屋まで遊びに行ってきました。
おそらく、当時の記憶から(役名で呼ばれていたので)
名前ではわからないであろう、と思い、
スタッフの方に「芸大のアルパ姫、とお伝え下さい」とお願いしました。
きょとんとされてましたよね、すみません・・・。
でも、その甲斐あって本人に笑顔ででてきてもらうことが出来ました。
昨年、若手俳優さんの厳しさと、
私達駆け出しの歌い手の厳しさを話し合い、励ましあったものでした。
皆さん、お元気でご活躍のことでしょう。
皆さん文学座の有望な方ばかりでしたから、
こうやってひょっこりチラシでお見かけする機会もこれから増えてくるはず☆
そんなサプライズ、楽しみにしてます!!
by musicakurihara | 2006-11-03 21:03 | 生活のこと