コンサートを自主企画しました‼️3月19日は高槻へ!
2025年 03月 14日
コンサートを自主企画しました‼️
3月19日(水)14時開演
高槻城公園芸術文化劇場南館
太陽ファルマティックホールにて
ソプラノ 栗原未和
&
メゾソプラノ池田香織
ジョイントコンサート
ピアノ 植松さやか
1年以上放置していたのに、毎日必ず数人の方が訪問してくださっていて、気にしてくださる方がいらっしゃるのだなぁと感謝しております⭐️
重たい腰をようやく上げて、「みわのこえ」企画を始めます!「みわのこえ」のコンセプトはズバリ!
今歌いたい今日をゲストと共に楽しむ企画
しばらく滞っていた、「自分らしい歌」を探求することをやろう!という気にようやくなりました。
先日びわ湖ホールで公演した三文オペラのおかげで、13.4年前のことをいろいろ思い出していました。
声楽アンサンブルの後期、日本音楽コンクールを終えてから燃え尽き症候群だった私に与えてくださったのがポリーでした。
2年にわたる三文オペラの間に結婚し、終わった後子宮内膜症がわかり、卒団後手術、妊娠、出産。
翌年すぐに次男を授かり、子育てに追われ、ようやく落ち着いてきたかな…と思った時、夫との別れ…。そしてコロナ禍。
もうイヤだ…もうしんどい…と何度も思ったのだけど、その都度周りの皆様に助けていただき、歌をやめないでいられるように、まだ歌っていなさい!と支えてくださった多くの皆様のおかげで今の私があります。
コロナ禍で「すぐに歌をやめてしまいそうな人に声をかけた」という企画から始まり、オファーを頻繁にくださったびわ湖ホール。そしてサポーターの皆さま。
一周忌に合わせて二塚の熱い意志を継ぐ!という名目で誕生した声楽アンサンブルOB・OGによる団体「びわこのこえ」。
とにかく、周りの皆様の「愛」のお陰で歌い繋いできたなと思うのです。
それには、期待に応えなきゃいけない。
「二塚さんのおかげで未和さんはオファーもらえてる」と思われても仕方ないけど、歌を聴いて、態度を見て、実力も伴ってるよねって思ってもらわないといけない。
多分、自分自身が一番自分にプレッシャーをかけていて大変なんだけど、でも、そのおかげでしゃきんと背筋を伸ばしてバリバリと過ごせてきたのだと思うのです。もちろん、子供達のおかげもあるけど。
だけど、じゃあ、自分では何が歌いたいの?という質問に困ってしまう私がいました。「歌いたい」「舞台に立ちたい」は常にあるのに。
まだ、心の奥を開けてないのだなと思ってました。
昨年春、植松さやかちゃんのレクチャーの中で演奏披露を担当させていただく機会があり、私の選んだ詩に曲をつける。と言ってもらいましたが、…どんな詩がいいのか。
そんな中で、出会った詩。
茨木のり子さんの「ひとりの人」
最愛のご主人を亡くされて、書かれた詩が突き刺さったのでさやかちゃんに伝えたら即曲にしてくれました。
見せただけで泣かずに歌えるとは言ってないよ😅💦とか言いながら。
でも、そのおかげで再び、自分のコンサートを自主企画したい!という気持ちが湧き上がってきました。
池田さんも一昨年ご病気で延期してしまったリサイタルの曲を披露したい、ということもあり、手伝ってあげるから、やろう‼️とお尻をバシバシ叩いてくださりホール予約!
当初、年女の間に!と計画したのですが、初夏に良性の脳腫瘍が見つかり数ヶ月それどころではなく、この3月19日に延期して開催することになりました。
そして、その間に、次年度(R7年度)にびわ湖ホールでリサイタルを池田さんも、私もさせていただけることになりました。
じゃあ、これはびわ湖ホールに持って行きたいよね…と、プログラムが歯抜けになったところに、またさやか嬢が一肌、いえ、十肌くらい脱いでくださり、新しい音楽絵本が完成しました👏
15年ぶりのリサイタルは、もう、いろいろリハビリ状態です💦
1人で、(もちろん今回は池田さんが手伝ってくださるので2人なんですが、)いろいろ企画したり、制作したり、広報したり…いかにいつもスタッフの皆様に助けていただいているかを噛み締める日々。
昨日ホールをお借りしてリハーサルしてまいりました。いろいろ想像していたことが形になり、ようやく肩の力も緊張も抜けて、残すところ5日となりました。
「さとうきび畑」「いのちの歌」も歌います。
春の一日、栗原の再出発を見届けに、聴き届けに、どうぞお出かけくださいませ🌸
# by musicakurihara | 2025-03-14 11:25 | 歌のこと