初めての新国立劇場
2013年 07月 15日
三文オペラの新国立劇場公演、無事終了いたしました。
この演目で配役が決まってから一年半。
題名だけは「オペラ」とつくけれど、内容はオペラではない、この作品。
再演させていただけたことで、客観的に分析することができました。
長かったこの期間にたくさんの事を学ばせていただいて、栗山先生のお嫌いな「情感で演技する」ということがどういうことを指すのかを理解できるようになりました。
ポリーは前半と後半でテーマが変わる本当に難しい役でした。
前半はただただ、想像もしていなかったような物事が目の前で起こっていく驚き、感情のアップダウンが始まる後半は、泣いたり怒ったり喚いたり、いろいろな表現ができるのですが、
声楽のテクニックの応用することで喉の負担にならずに表現する、というのが今回のお題でした。
最終公演は、やりたい事を全部やれて、気分スッキリしています。
たくさんの方々にお世話になり、
たくさんの温かいお気持ちに支えられて大役を務めさせていただきました。
メンバーとも、信頼関係がさらに深まったとも思います。
皆様、本当にありがとうございました。
燃え尽き症候群になりたいところなのですが、すでに次の仕事も、その次の仕事も稽古が始まっていて、東京にいたのが、もうすごく前のことのよう。
びわ湖もあと半年!
精一杯頑張ります!!
by musicakurihara | 2013-07-15 22:19